北海道十勝の肥沃な大地で育った「十勝川西長いも」。昼夜の寒暖差が、きめ細かく真っ白な肉質と粘りのある長いもを育ててくれます。「十勝川西長いも」は現在、JA帯広かわにし、JAめむろ、JA中札内村、JAあしょろ、JA浦幌町、JA 新得町、JA十勝清水町、JA十勝池田町、JA鹿追町、豊頃町の10JAで生産。 春に植え付け秋に収穫する「秋掘」と、長いもを土の中で越冬させ翌年の春に収 穫する「春掘」があり、それらを周年で全国各地に出荷させていただいています。 【出典:JA帯広かわにしHPより抜粋】
日本のゆり根の99%が北海道産で、関西方面を中心に全国へ出荷されています。 ゆり根は出荷するまでに最低で4年の歳月がかかる作物です。とてもデリケートな 野菜のため、植付作業・収穫作業・選別作業を手荒に行ってしまうと途端に傷がつ き、商品価値を下げてしまうことから、優しく、丁寧に扱っています。
時間と手間を重ねて栽培されるゆり根には、美味しさはもちろん、栄養もたっぷ りと含まれていて、特にカリウム、ビタミンC、鉄分、食物繊維を豊富に含んでい ます。
和食の高級食材として関西方面を中心に使われてきたゆり根ですが、ホクホクし た食感と甘みは、洋食にもぴったりです。ぜひ、身近な食材として、栄養豊富、甘 み豊かなゆり根を取り入れてみてはいかがでしょうか。【出典:JA十勝池田町HP より抜粋】
JA中札内村は、枝豆事業部会と連携して、採れたての美味しさをいつでも味わ える冷凍枝豆製品づくりに取り組んでいます。枝豆の品種は、穏やかな香りと甘み がある「大袖の舞」を主力品種として、栽培に当たっては肥培管理を徹底すること で“倒伏させない枝豆づくり”を基本にしました。これは、収穫量の減少と製品へ の異物混入を防ぎ、品質の安定化を図るためです
また、品質の高い枝豆づくりのための分析を重ねた結果、収穫から3時間以内で 製品化することによって食味が落ちないことが分かりました。そこで、大型収穫機 械による作業の効率化などにより収穫・輸送時間を極限まで短縮し、収穫後3時間 以内に冷凍処理ができるようになりました。【出典:JA中札内村HPから抜粋】
北海道は、開拓の歴史とともに豚の生産が行われてきた地域であり、飼養頭数は およそ69万頭で、鹿児島、宮崎に次いで3位であり、トップクラスの生産頭数と なっています。開拓当時から豚肉が好んで食べられ、豚肉料理が盛んな地域でもあ り、豚ジンギスカンや豚味付ホルモン、十勝発祥の豚丼など美味しい豚肉料理が発 達してきた地でもあります。北海道で恵まれた環境のなかで安心・安全な肉豚生産 を目指して飼養が行われており、北海道民にとっても身近な食材として親しまれて います。
豚は暑さに弱いため、夏場の暑さで体調を崩してしまうことがありますが、北海 道は冷涼な気候であることから、暑さによるストレスが少なく、治療による薬剤の 使用が少ない傾向にあります。また、北海道は農場の敷地面積が広いため、疾病が 発生した際にも他の農場へ感染が広がりにくいとも言えます。
また、独自に配合したエサを与え、美味しさや特色のある生産を行う農場もあり ます。【出典:ホクレンHPから抜粋】
北海道では鶏の唐揚げのことを「ザンギ」と呼ぶ。「ザンギ」は一般的な鶏の唐揚と比べ味付けが濃いのが特徴。揚げる前に鶏肉を醤油ベースの甘辛いタレに漬けこんでつくられる。骨付き「ザンギ」と骨なし「ザンギ」の2種類あるが、道内では骨なし「ザンギ」を取り扱う店舗の方が多い。
「ザンギ」は、昭和30年ごろに釧路市の末広歓楽街に店を構えていた鶏料理店 が、鶏一羽をぶつ切りにして唐揚げにしたのがはじまりといわれている。名前の由 来は、店主が中国料理の鶏の唐揚げ「炸鶏(ザーチー/ザーギー)」に運が付くようにと、文字の間に「ン」を加えて「ザ『ン』ギ」と呼ばれるようになったという説 がある。いまでは、鶏肉の唐揚げ以外にも、「タコザンギ」や「サケザンギ」など食 材に衣を付けて揚げたものを「~ザンギ」と名称をつけて呼んでいる。【農林水産省 HP「うちの郷土料理」から抜粋】
りんごの「ふじ」は、「国光」と「デリシャス」の交雑により誕生した品種で、園芸試験場東北支場で育成され、1962年に命名登録されました。りんごの代表品種といえる「ふじ」は、世界的にも人気が高く、アメリカやニュージーランドなど海外でも生産されています。
「ふじ」の果肉はややかたく、甘みがあって酸味は少なめ。果実は丸みがあり、 重さは300g~400gと大きめです。また果皮の色づきも良く、香りも良好。
果肉はやや粗いですが、食味がとても優れており、長年にわたってトップシェアを 維持しています。
「ふじ」は美味しいだけでなく、親品種としても活躍しています。「北斗」や「千 秋」や「シナノスイート」をはじめ、「ぐんま名月」や「ハックナイン」や「こうこう」など、数々の美味しいりんごが「ふじ」から誕生しています。【出典:果物情報 サイトHP「果物ナビ」から抜粋】
奥会津金山赤カボチャは、皮が薄く全体でホクホクした食感が楽しめる赤カボチ ャで、一般的なカボチャよりも強い甘みを持っており、煮物はもちろん、様々な調 理法で美味しくいただけます。全体が濃いオレンジ色で扁平型をしており、茎が太 く、お尻の部分にある「へそ」が大きく張っているのが特徴です。奥会津の澄んだ 空気と雪解け水をたっぷりたくわえて育った赤カボチャは、まさに大自然から私た ちへの贈り物です。
奥会津金山赤カボチャは、「吊り下げ式」というカボチャには珍しい栽培方法を採 用しています。パイプとネットで作ったトンネルに蔓(つる)を絡ませて育てるこ とによって、カボチャと土の接地面がなくなり、形も色も万遍なくきれいに育ち、 カボチャ全体に太陽の光が当たるようになり、カロテンの含有量が増え、甘く美味 しいカボチャになります。【出典:奥会津金山自然資源開発組合HPから抜粋】
栃尾油揚げは、大きさも味も日本一といわれる油揚げで、新潟県長岡市にある栃 尾地域の郷土料理です。栃尾の方言で「油揚げ」のことを「あぶらげ」と呼びます が、全国的には「栃尾の油揚げ」「栃尾揚げ」「ジャンボ揚げ」などとも呼ばれてい ます。外はパリっとさくっと香ばしく、中はフワフワでジューシーな旨味が口いっ ぱいに広がります。油揚げは、薄い板状にした豆腐を油で揚げた平たいものが一般 的ですが、栃尾の油揚げはふっくらとして厚みがあり、大きいのが特徴です。通常の油揚げの約3倍というジャンボ油揚げで、長さは20~22cm、幅6~8cm、厚 さ3cm 程度あります。
栃尾油揚げ作り方の特徴としては、まず中の芯までふっくらと揚げるために低温と高温の温度の異なる2種類の油で揚げます。低温の油でしっかり温まった生地が、高温の油の中でくるくると回されながら、ふわりと膨らんでいきます。そして揚げた後に金串を刺し、棚にぶら下げ、油を切ります。これにより、余分な油が取り除けるだけでなく、厚みのある状態を維持できるといいます。油揚げに穴が開いているのは、この金串の跡です。【ご当地 Japan HP「新潟のご当地グルメ」から抜粋】
「いももち」は、千葉市いずみ地区に伝わる郷土食。いももちと言えば北海道が 有名で、じゃがいもと片栗粉で作られています。和歌山県や高知県でも郷土料理と して食べられており、これらはサツマイモともち米を使っています。
千葉市は古くからサトイモや米の産地ということもあり、いずみ地区のいももち は、サトイモとうるち米から作られます。【千葉市HP『千葉市の郷土料理「いももち」』から抜粋】
愛知県三河地区は、昭和30年頃から促成なす栽培が盛んで、野菜の集団産地と して国の指定産地となっています。この地区では、農家の高齢化等による産地の衰 退に歯止めをかけ、産地の活性化を目指して平成22年から愛知県農業試験場が育 種した画期的な品種の「とげなし美茄子(ビーナス)」の栽培を本格的に始めました。
「とげなし美茄子」の特徴は、ヘタや茎、葉のどこにもとげがなく、皮のつややハ リが見事で、まさにビーナスの名の通りの美しさです。さらに、しなびにくく日持 ちが良いという魅力もあります。
また、受粉せずに果実を形成する「単為結果」という特性を持つため、着果を促 進させるホルモン処理がないので、大幅な省力化となり、とげがないので作業中の けがも減り、更になす同士が傷付かないのでロス率も低下するなど、大きなメリットがあります。【出典:独立行政法人農畜産業振興機構HPから抜粋】
愛知県の大葉の生産量は全国一。そして豊川市は県下第2位の生産量があります。 愛知県で栽培されている品種は食味が良く、柔らかく香りが高いのが特徴です。すべて温室やハウスによる施設栽培で周年栽培をしています。
令和2年3月、優れた地域資源を厳選して認定する「とよかわブランド」に豊川 市産の大葉が「とよかわ大葉」として新たに認定されました。【出典:東三温室園芸 農業協同組合HPから抜粋】
小倉トーストとは、愛知県の喫茶店で供されている軽食の一種。いわゆる「名古 屋めし」の一つ。
厚めにスライスした食パンをトーストした後に、マーガリンまたはバターを塗って小倉餡を乗せたもの。食パンに小倉餡を乗せた形で供されることが多いが、サン ドイッチのように食パンで餡を挟んだもの(小倉サンド)や、パンと小倉餡を別々 にして客が好きな分だけ餡を乗せられるようにしたものがある。先に食パンに餡を 挟み油で揚げたものもある。
発祥は、かつて名古屋市の栄地区に存在した「満つ葉」という喫茶店とされる。1921年頃に当時のハイカラブームに乗ってバタートーストをメニューに加え たところ、客の学生たちがトーストをぜんざいに浸して食べるようになり、それを 見た店主が最初からトーストに餡を乗せた小倉トーストを考案。これが愛知県に広まっていった。【出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋】
兵庫県たつの市は、瀬戸内海に面し、南北に揖保川が流れる自然豊かな山紫水明 の地です。播磨平野で育った良質な小麦、米、山裾でとれる大豆、赤穂の塩、これ ら豊かな原料に恵まれ、鉄分の少ない軟水である揖保川の伏流水と相まって淡口醤 油はこの地で生まれました。
醤油の起源は古代までさかのぼることができますが、産業として現在の主産地で ある龍野、野田、銚子、小豆島などに成立したのは16世紀のことです。天正年間 (1580年頃)円尾孫右衛門長村、横山五郎兵衛宗信、片岡治兵衛らによって始 められた龍野醤油は、うすくちを特色として栄えてきました。
4世紀にわたる歳月の間に、京や大阪の文化に育まれ洗練されつつ、日本人の食 生活に深くしみこんだこの調味料は、いまや和食だけでなく、洋食や中華にも味わ いを加えています。【うす口龍野醤油資料館HPから抜粋】
岩国で蓮根が作られるようになったのは約200年前に遡ります。江戸時代、岩 国は平地が少なく海が近かったため、干拓して綿栽培、稲作を行っていました。し かし、塩害により作物の育ちが良くありませんでした。そんな中、岩国領主吉川公 の命により篤農家の村本三五郎が、現在の岡山県から備中種の種蓮根(種バス)を 持ち帰り、これを門前地区に植え付けると、蓮根が立派に育ちました。
温暖な気候や、きれいで豊富な水、栄養分を含んだ土壌など、蓮根栽培に適した 自然条件により、現在、岩国市は中国地方最大の蓮根産地となっています。 蓮根の穴はずっと続いているので、「先が見える」、「見通しがよい」といい、縁起 をかついで正月料理や祝宴の席でよく使われます。また、岩国蓮根の穴は9つのも のが多く、岩国藩主「吉川家」の家紋に似ていることから、吉川公が大変喜ばれた と伝わっています。
岩国蓮根は、色が白く肉厚で、歯触はシャキシャキとしていますが、かじると糸 を引く腰のある粘りがあり、味の良さは格別です。蓮根を使った加工品も色々と作 られており、ごはんの供やおつまみなどにもってこいです。【出典:岩国市HP「岩 国ブランド推進プロジェクト」から抜粋】
辛子明太子は、もともと朝鮮半島から輸入されており、福岡、北九州、下関など の朝鮮半島との交流が盛んな地域では、日常の惣菜として魚屋の店頭などに並んで いました。
これが「博多の辛子明太子」として博多の名物食品になったのは、第二次世界大戦 後、朝鮮で育った川原俊夫氏(「㈱ふくや」の創業者)が博多に引き揚げてきて、朝 鮮で食べた美味しい辛子明太子の味を日本人に伝えたいとの想いで、1949年(昭和24年)頃から唐辛子を用いた調味液等で味付けする独自の加工方法で製品 化し、博多中洲で販売したのがきっかけと言われています。
辛子明太子は、当初は、食卓に並ぶ惣菜の一つという存在でしたが、博多の辛子 明太子は朝鮮半島の原形のものより日本人の味覚に合うように工夫されていることから、徐々にその美味しさが広く浸透することとなりました。それに伴い福岡市内を中心にメーカーも増え、競争による製品開発も活発化します。特に、1975年(昭和50年)の山陽新幹線の博多乗り入れを契機に「博多名物辛子明太子」として全国的にその名が知られ、土産品、贈答品としても高い評価を得るようになりました。【出典:全国辛子明太子食品公正取引協議会HPより抜粋】
阿蘇山の噴火による火山灰土が広がる、豊後大野市と臼杵市の丘陵地帯。 大分県のブランドかんしょ「甘太(かんた)くん」は、そんなかんしょの栽 培に適した環境で元気いっぱいに育っています。甘太くんは、大分県産の「べ にはるか」を収穫後40日以上貯蔵することで、ぐっと甘味を増加させた大 分独自ブランドです。特に糖度は通常のかんしょの1.5倍ほどあり、焼き 芋にすると、ツヤツヤの蜜がにじみ出し、口に含むと驚くほどのしっとり感 を味わえます。
この「甘太くん」のブランドは、糖度検査をクリアした圃場のかんしょで、 全農おおいたを通じて販売されたものだけが冠することができます。そのお いしさのヒミツのひとつが、ウィルスフリー苗の導入です。これにより、鮮 やかな紅色が出るほか、甘さや口あたりといった食味も向上。しかも、こうした品質の良さが均一化されるため、おいしい甘太くんを消費者へお届けすることができるのです。
そして、もうひとつのヒミツが長期貯蔵の技です。甘太くんは、各農家での収穫後、温度と湿度が管理された貯蔵庫に40日以上寝かせます。その間にでんぷんが糖に変わって甘さが増すというわけです。【大分県HP「The おおいた」から抜粋】