チーズフェスタWEB

チー1グランプリ

地域選抜作品の郷土料理及び
ご当地食材の解説
一般社団法人栄養改善普及会
北海道 
カマンベール香る鮭と長芋春巻

川で生まれた鮭は、海へと下り、大きく成長して、再び生まれた川へと帰ってきます。北海道では、生まれた川へと戻ってくる鮭を、海に仕掛けた大型の定置網で捕まえています。水揚げのピークは鮭が産卵のために戻ってくる9月、10月。この時期に漁獲される鮭は「秋鮭」と呼ばれ、北海道のほぼ全域で漁獲されます。また、鮭は、産卵時期以外でも餌を食べるために北海道沿岸を回遊し、定置網などで漁獲されます。【出典:北海道ぎょれんHPより抜粋】

長芋(十勝産)

北海道十勝の肥沃な大地で育った「十勝川西長いも」。昼夜の寒暖差がきめ細かく真っ白な肉質と粘りのある長いもを育ててくれます。「十勝川西長いも」は現在、JA帯広かわにし、JAめむろ、JA中札内村、JAあしょろ、JA浦幌町、JA新得町、JA十勝清水町、JA十勝池田町、JA鹿追町、JA豊頃町の10JAで生産。春に植え付け秋に収穫する「秋掘」と、長いもを土の中で越冬させ翌年の春に収穫する「春掘」があり、それらを周年で全国各地に出荷させていただいています。【出典:JA帯広HPより抜粋】

北海道 
ブルーチーズどら焼き
小豆(十勝産)

あんこの材料として、和菓子には欠かせない小豆。十勝は小豆の一大生産地で、生産量は1位。十勝で生産された小豆は色が淡いので、全国のお菓子屋さんに重宝されている。
小豆は食物繊維とサポニンが豊富で、中性脂肪やコレステロールを低下させる働きがあり、高脂結晶や高血圧を予防する効果があると言われている。また、利尿効果があり、いろいろなむくみに効くとされる。【出典:帯広市HP「十勝の食卓」より抜粋】

福島県 
モチモチ桃チーズ
桃(あかつき)

くだもの王国ふくしまを代表する桃。主力品種の“あかつき”は果汁が多くみずみずしい人気の品種です。甘みも強くとてもおいしいです。“あかつき”は国内生産の約半数がふくしまで栽培されています。収穫時期は7月下旬から8月中旬頃までですが、その他にも、まどか、川中島白桃、黄金桃、さくら白桃など、さまざまな品種が栽培されており、7月初旬から9月下旬頃までおいしい桃をお楽しみいただけます。【出典:JA福島HPより抜粋】

青森県 
ホタテとサーモンとモッツァレラの
ミルフィーユ仕立て
陸奥湾ほたて

青森県のほぼ中央に位置する陸奥湾は、東に下北半島、西に津軽半島、中央には八甲田山系の自然豊かな環境を有しており、それらの山々から流れる川からは、ほたて貝の餌となるプランクトンを育てるミネラルたっぷりの水が注ぎ込まれます。
さらに、北国の冷涼な気象条件と湾特有の静穏さが、冷水性の2枚貝であるほたて貝の生育に最も適した環境となっており、品質、味ともに優れたほたてが生産されています。陸奥湾ほたては、うま味はもちろん、引き立つような甘みと貝柱の高さが特徴です。陸奥湾には、ほたてが古くから生息し、十数年に一度、自然大量発生を繰り返してきたと言われています。このほたての種苗生産を多くの研究者や漁業関係者などの不断の努力により昭和30年代後半に成功させたことで、陸奥湾の養殖ほたての生産量が飛躍的に増加することになりました。
現在、青森県が北海道に次ぐ第2位の水揚量を誇るとともに(市町村別生産量では、平内町がトップレベルにある)、私たちが年間を通じてほたてを食べることができるようになったのは、先人の熱意と努力の賜と言えます。【出典:青森県庁HP「青森のうまいものたち」より抜粋】

東京都 
ゴルゴンゾーラと内藤かぼちゃのジェラート
内藤かぼちゃ

信州の高遠藩主である内藤家の下屋敷が現在の新宿御苑のあたりにあり、その地で栽培されていたことから内藤かぼちゃと呼ばれています。内藤かぼちゃは宿場の名物になり、周辺農家に波及し、角筈村、柏木村で地域野菜として定着しました。西洋かぼちゃとは異なり、水分が多いのに煮崩れしにくく、ねっとりとした味わいがあり、煮物向けに最適と言われています。早生種で、収穫時は緑色ですが熟すとともに橙色っぽい色に変化していきます。果実は外皮が薄くて果肉が厚く、熟しきった頃には果実の表面に白い粉がつきます。また実を裏返して花落ち部分をみると全体が菊の花の様に見えることから「菊座かぼちゃ」ともいわれるようになりました。【出典:公益財団法人東京都農林水産振興財団HP「とうきょうの恵み」より抜粋】

東京産はちみつ

ミツバチを巣箱で飼育し、採蜜したものです。巣箱には数千から数万匹のハチが生活し、働きバチがエサにするために花の蜜を集めてきたものがハチミツになります。主成分のブドウ糖や果糖はすぐにエネルギーとして使うことができるため、疲れた時に効果的と言われています。季節によって、花の種類が変わるので、それぞれ違った味のハチミツを楽しむこともできます。東京では、主に多摩地区や島しょ部の養蜂家が生産していますが、都会ならではの養蜂も行われており、銀座や原宿のビルの屋上に巣箱を置き、近隣の公園などの花木から蜜を集めています。また、農産物を受粉させるために、ミツバチを利用し、採蜜している農家もあります。【公益財団法人東京都農林水産振興財団HP「とうきょうの恵み」より抜粋】

長野県 
舞茸とベーコンのクリームチーズそばパスタ
信州そば

長野県といえば信州そばというほどに、そばは長野県の代表的な郷土食です。郷土食として根付いたのは、やはり各地でそばが栽培されてきたことにあります。冷涼な気候や狭い土地など、米や小麦が栽培しづらい高冷地に適した農産物として育てられてきたのがそばでした。そのはじまりを調べると多く登場するのが山岳修験道の開祖で奈良時代に活躍した役小角(えんのおづぬ)です。役小角ら修行僧が携行食としていたそばの実を村人に伝え、栽培方法とともに広がったという伝説が各地に残ります。昼夜の寒暖差が大きい長野県では、澱粉がしっかりと熟成したおいしいそばを育てることができます。とりわけ「霧下そば」と呼ばれるように、朝霧のかかるような標高700m前後の高冷地では、霧が霜の発生を抑えてくれることから、おいしいそばが栽培できるといわれています。そば切り発祥の里とされる本山宿のほか、開田高原、八ヶ岳山麓、南信州、佐久平、戸隠、黒姫など、東西南北広く各産地が点在しています。さらには水のおいしさがあります。そば切りは、主にそば粉と水からつくられるものです。そして茹であがったそばはキリリと冷えたたっぷりの水でぎゅっと締められます。いまや美しい水はどこにでもあるものではありません。信州そばは、長野県の美しい風土と伝統の技があってこその伝統食です。【出典:長野県公式観光サイトより抜粋】

愛知県 
ゴルゴンゾーラとキャベツの
肉巻きトマトソース
キャベツ(田原産)

愛知県のキャベツは、作付面積が全国一で、特に冬から春にかけて県内をはじめ全国の消費地に出荷されています。その生産の歴史は、全国で最も古く、明治時代に名古屋市近郊で都市園芸として始まり、愛知の伝統野菜に選定された「野崎中生キャベツ」をはじめとする多くの優良な品種を全国各地に送りだしてきました。現在では、温暖な気候や用水が整備された立地条件を活かして東三河地域を中心に生産されています。
キャベツは品種により春系と冬系に大別されますが、春系は柔らかく味が良いため生食用に向き、冬系は硬くしまって煮くずれせず、加熱すると甘みが増すことから調理用に向いています。
また、キャベツは「自然の潰瘍(かいよう)薬」と呼ばれるビタミンUをはじめ、ビタミンCや食物繊維など、体に良い成分を多く含んでいます。【出典:愛知県庁HPより抜粋】

三重県 
一口モッツアレラとあおさのかき揚げ
アオサ(三重県産)

三重県は、全国一のアオサノリ生産量を誇り、約6割のシェアを占めています。佃煮のほか、みそ汁や天ぷらにすると、とても美味しいです。「のりそだ」と呼ばれるアオサノリの養殖風景は、伊勢志摩地方の風物詩となっています。【出典:三重県庁HPより抜粋】

広島県 
広島菜とトリプルチーズのキッシュ風
広島菜

広島菜漬けは、海のカキと共に、広島を代表する特産物です。緑鮮やかな色合い、歯切れの良さが、なんともいえない風味をかもし出しています。原料の広島菜は、慶長2年(1597)に導入されたとの通説があります。また、江戸時代には、藩主の参勤交代に随行した安芸国観音村(現広島市西区観音)の住人が,帰路京都本願寺に参詣し、同所で種子を入手、帰郷して栽培を始めたといわれています。京都から移入したので、今でもお年寄りたちは、「京菜」、「平茎」と呼んでいます。平茎は茎の形状からきた呼び名です。広島菜は、漬け菜として、古くから親しまれましたが、今のように浅漬けで食べだしたのは、戦後のことです。昔は、べっ甲色になるまで、長く漬けたものを食べていました。また、主産地の安佐南区では「餅菜」といって、雑煮の具に使っています。広島菜漬けが、世間に知られるようになったのは、カキ船の力が大きいといわれています。その理由は、カキめしによく調和できる材料として利用できるからです。 戦後は、贈答品として珍重され、栽培も広島市以外にも広がり、ふるさとの特産品として重要な位置を占めています。菜巻きむすび、古漬けのお茶漬けなど、古くからの郷土食として親しまれています。【出典:広島県庁HPより抜粋】

鳥取県 
チーズとろけるらっきょう長芋ピザ
砂丘長芋

鳥取県を代表する「砂丘ながいも」は、本県中部の砂丘地帯で栽培されており、サクサクしていて歯ざわりが良く、まっすぐ長いのが特徴です。
その「砂丘ながいも」と粘りの強い「いちょういも」を掛け合わせて誕生した「ねばりっこ」は鳥取県だけで生産される限定品です。
「ねばりっこ」は、本県の園芸試験場で開発育成された新品種で、従来の「砂丘ながいも」に比べて小ぶりで折れにくく、肉質が緻密で粘りが強くアクが少ないのが特徴です。【出典:鳥取県庁HPより抜粋】

らっきょう

らっきょうは主に砂丘地で栽培され、8月の炎天下に植え付けられ、10月になると紫色の花が畑一面を彩ります。らっきょうにはアリシンと言われる成分が含まれ、ビタミンB1を活性化し、健骨、殺菌、利尿、発汗などに役立つと言われています。 らっきょうは漬物だけでなく、ピラフや煮物などに小タマネギの感覚で利用してもおいしいです。らっきょうの酢漬けは古くなると歯触りが悪くなります。細かくつぶしカレーライスに入れて食べてもおいしいです。【出典:JA全農とっとりHPより抜粋】

福岡県 
絶品ばりうまか!めんたいチーズおむすび 
めんたいこ

辛子めんたいこは、もともと朝鮮半島から輸入されており、福岡、北九州、下関などの朝鮮半島との交流が盛んな地域では、日常の惣菜として魚屋の店頭などに並んでいました。これが「博多の辛子めんたいこ」として博多の名物食品になったのは、第二次世界大戦後、朝鮮で育った川原俊夫氏(「㈱ふくや」の創業者)が博多に引き揚げてきて、朝鮮で食べた美味しい辛子めんたいこの味を日本人に伝えたいとの想いで、1949年(昭和24年)頃から唐辛子を用いた調味液等で味付けする独自の加工方法で製品化し、博多中洲で販売したのがきっかけと言われています。辛子めんたいこは、当初は、食卓に並ぶ惣菜の一つという存在でしたが、博多の辛子めんたいこは朝鮮半島の原形のものより日本人の味覚に合うように工夫されていることから、徐々にその美味しさが広く浸透することとなりました。それに伴い福岡市内を中心にメーカーも増え、競争による製品開発も活発化します。特に、1975年(昭和50年)の山陽新幹線の博多乗り入れを契機に「博多名物辛子めんたいこ」として全国的にその名が知られ、土産品、贈答品としても高い評価を得るようになりました。【出典:全国辛子明太子食品公正取引協議会HPより抜粋】

熊本県 
チーズカレーパイ
熊本赤なす

宮崎県在来の“佐土原なす”が起源とされる“なす”。「熊本長なす」とも呼ばれる。熊本市やその周辺で戦前から栽培されてきた。また、「熊本赤なす」は、農家毎に自家採種が行われ、果形などの変異が大きくなったため、県では、系統を整理し、その中の優良系統をかけ合わせ「ヒゴムラサキ」を育成した。一般的な「筑陽」等よりも長く太い果実(長さ30㎝前後)が収穫できるが、果皮色がやや赤紫である。また、果肉が柔らかく、アクが少なく甘みがある。【出典:熊本県HP「くまもとふるさと野菜」より抜粋】

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